This Category : 光の本

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2010.05.21 *Fri

光の本、ヒュッゲの夕べ

光が一筋、また一筋と集まって束となり、生まれた光の本。
ある日、夕暮れの部屋を照らすように、「光の本」を
綴り編み作るひとたちがヒナタノオトに集まりました。


集まったのは、
やがてうれしい中国茶・浅井恵子さん
倭の島のモノ語り・稲垣尚友さん
実生の仕事工芸編第1回に登場の木工家の垣本圭子さん
絵本の栞・水谷英与さん
ハマスホイの部屋へ・萬屋健司さん
デザイン・KLOP 馬場英実さん、菅いずみさん
そして、ある素敵な雑誌の編集長さんが飛び入り参加くださいました。

実はこの翌日、鹿島美術財団の美術論文の授賞式があり、
萬屋健司さんが受賞者として上京されたのでした。
そのお祝いも兼ねてのヒュッゲの夕べ。
ヒュッゲとは、これをお読みの方ならもうよくご存知でしょう、
デンマーク語で「和み」のような意味を持っています。

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会話を楽しみながらいただくメニューは、
ヒナタノオト料理部&茶菓部による料理いろいろ、パン、チーズ、ワイン、
ヒナタノオトおすすめ甘酒横町のおいしいもの。
器、グラス、盛りつけも美しく。


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はじめましてのごあいさつに始まり、
やがて「光の本」というひとつの「場所」(とも言えるでしょう)に
集まった人々の歩みや、今、心に灯していることが語られてゆきます。
たどってきた道は、誰ひとりとして同じではないけれど、
それぞれが道のりの中で感じてきたことは、
おそらくその日に集まったみなさんの誰もが、
どこかで自分に置きかえて共有できること、
もしくは、知りたかったことのように思えました。

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また、途中、オランダ語、デンマーク語、中国語のミニミニ講座(?)も。
知に満たされ、けれど少しも堅苦しくない和みの時間。
誰かに言われたのではないけれど、飛び込まずにはいられない、
自分で生きる道を引き寄せている、
光の本編集長イナガキの言葉で言うところの、実生の人・実生の仕事たちの姿が、
キャンドルの灯りの中に浮かび上がってきました。


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「絵本の栞」に登場の絵本を囲んで。
素敵な雰囲気です。
ここ迄読みました、というしるしではなくて、
絵本に挟んだ「栞」は、心に留まった大事なページのしるし。


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鴨川産の夏みかんを絞って生地に混ぜた、ジューシーなケーキ。
そして、こんなに愛らしいマーガレット型!
デンマークの国旗と花蜜柑を立てて。


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浅井恵子さんによる中国茶2種もいただきました。
中国茶は、香しく、すっきりとします。


ヒュッゲの夕べ、またたく間に時が過ぎ…
こんな風に集って顔を見ながらお話したことは、
なんだかあらためて、光の本の船出のような一夜でした。

光の本、これからも佳き頁が重ねられ、
頁をめくる方の心にあたたかな光が灯りますように。
それは、綴り手、作り手にとっても。
綴ることが、読むことが、光、であるように。
そんな想いをあらたにした夕べでした。

:::以上、ウサ村ミミ子さんの写真とレポートでした。
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CATEGORY : 光の本

2010.05.19 *Wed

アンナの赤いオーバー

ヒナタノオトでの加藤仁志さんの作品展にご家族でいらしてくださったお客様が、
一冊の絵本を私に見せてくださいました。

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小学校に上がられたお嬢さんでしょうか。
図書館からこの本を借りて来られたそうです。
その本をお父様が読んで、なぜか私のことを思い出してくださったとのこと。
光栄です。

でも、それはきっと、私というより、
ヒナタノオトでご紹介させていただいている作り手の方たちのことですね。
そして、おばあちゃんの食器棚にも通じているようなこと。。。
そう、この絵本にも、大切な想いを教えてもらったことを思い出しました。

小学生の兄妹さんが、丁寧に加藤さんの器に触れて、
お父さんのお誕生日プレゼントを選んでくれました。
誰かが大切に作ったもの。
それを日々の中で自然に感じている幼いふたり、
そしてそのご両親を目の当たりにして、
なんともあったかな想いに包まれました。

こういう想いに触れたとき、
ささやかなことでも、この想いをつなげることを自分の仕事にしていきたい、
そんな風に思うのでした。

A様、ありがとうございました。

本の詳細はこちらにも

CATEGORY : 光の本

2010.05.02 *Sun

次回の更新

次回の更新は5月13日(木)。
こぎん刺しの森vol.1
絵本の栞vol.2
おばあちゃんの食器棚vol.2
を入稿しました。

こぎん刺しの森は初回になりますから、
レイアウトがどんな感じになるか、ちょっとドキドキです。

おばあちゃんの食器棚は、一回目が序章で、
次回からは工芸品が語り手となります。
まずは、蔓で編んだ籠が出てきます。

毛織物を作る吉野綾さんが、4月9日のブログに、
光の本について書いてくださった文章があります。

「誰かを思いやるときの、気持そのものになれること、
そんな道具になれるものであることを、
こっそり誇らしく思いました。」

自分の仕事もそういう環の中にあることを誇らしく思う、
という、慎ましやかな綾さんの想いが伝わってくる文章ですが、
その中で、ブランケットにどきっとされているくだりがあります。

綾さんは「これは自分のブランケットのことではないですよ」
と、繰り返し書いていらっしゃいますが、
たしかに、何か具体的な誰かのつくったものを
紹介しようとしているのではありません。

でも、綾さんのブランケットに出会わなければ、
この文章は生まれなかったとも思っています。
おばあちゃんの食器棚は、
そういう誰かが作った何かが、私の心に大切な何かを奏でていったことを、
個人的な事実でとどめないで、もっと普遍的な物語にしたいなぁ
と思っています。(ムズカシイケレド・・)

木のテーブルも、銅のカップも、お椀も、ガラスのコップも、、
どれもがまったく架空のものではなくて、私の中にはモデル?があるけれど、
ひとりのモデルを忠実に再現?するのではなくて、
いろんなモデルが混ざって、新たな人格(物格?)ができてくるみたいな感じです。

さあ、次回の籠はどんなことを語り出すでしょうか?
ある特定の女性を思い浮かべる方もいらっしゃるかもしれませんが、
それはそうでもあって、そうでもない、とお伝えしておきましょう。



CATEGORY : 光の本

2010.04.12 *Mon

ありがとうございます

先日の縦書きの件について、いろいろな方からメッセージをいただき
ありがとうございました。

いただいたものの中には、読めない、という方はいらっしゃらなかったのですが、
今後も、モニターの小さなpcでご覧いただく折りには、お手数ですが、
上部の帯を隠していただくことでお願いしようと思いました。

今回、驚きましたのは、文字を小さくしないで、
今のままのゆったりした感じがいい!!
と伝えてくださった方が多かったことでした。
pcで縦書きが以外なこともあるでしょうし、
デザインをとても好もしく思ってくださる方が多いことに
励まされるような気持になりました。
ありがとうござました。

:::

今回の「教えてください」の投げかけの意外な?収穫は、
メッセージが短いと送れない、ということを教えて下さった方が複数いらしたことでした。
その方たちは、旧知の方ばかりでしたので、私のアドレスをご存知でしたから、
メールで教えてくださいました。
私のアドレスをご存知ない方の中には、せっかく書いてくださったのに、
エラーで送信できなかった方がいらしたかもしれません。。
大変・・申しわけありませんでした。。。

さっそく訂正いたしました。
150字くらいだったものが、500字くらいは送っていただけるようになっています。
あらためて、どうぞよろしくお願いいたします。

メッセージ送信ボックス → 

今日は鴨川。
したたかに冷えています。
明日はニッケ鎮守の杜
日中はぽかぽかの予報。
さくらふるふるらふとのにわ
での庭仕事です。
CATEGORY : 光の本

2010.04.09 *Fri

光と灯り

トップの画像、いかがですか。

これは4つのシーンがあります。

朝の室内
陽の高い頃の室内
陽が西に降り始めた頃の室内
そして、キャンドルに明かりを灯した室内

夜の灯りのシーンは、ろうそくの火が揺れているのが印象的ですね。
pcの壁紙にしたい!と伝えてくださった方が数人いらっしゃいました。
私もしたいです!

火が揺れているシーンは、わかりやすいと思うのですが、
実は朝の室内以外、そう、あとの二つのシーンも、実は画像、動いているのです。

そうと言われなければわからないくらい、
雲の流れで光が揺らぐほどの動き。
その静かな空気の揺らぎに、私など、つい見入ってしまうのです。


:::


考え抜いた末に、素朴で単純な解答を探りあてることを目指します。


デザインをしていただいたKLOPさんのHPにあった言葉です。

この考え方とその実践に出会えたことが、光の本を作る中で出会った
すばらしいことのひとつでした。

この考え方って、工芸の世界にも通じますね。
丁寧な下ごしらえ、高い技術を使って、
いかにもそうやりましたというのではなく、
使うほどに愛着が増しすようなすばらしいものは、
手や心を尽くしていながら、案外素朴な佇まいをしています。

文章もそうなのかもしれません。
難しい言葉を使った、賢そうな文章よりも、
読みやすく、平易であるけれど、意味がきちんとこめられたもの。
そういうものに触れたいなぁと思います。

デザインというものが、考え方、哲学を表すものなのだと
あらためて教えられたような気がしたのでした。
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